この記事ではニッケルの先物CFD取引に対応した国内FX・CFD業者、証券会社を詳しく解説しています。
ロシアとウクライナの戦争が長期化していますが、ロシアはニッケルの生産量で世界第3位の国でもあります。ニッケルの相場状況も合わせて解説しているので業者選びの参考にしてみてくださいね。
※IG証券では、現在(2024年11月21日時点)ニッケルの取引が停止中です。取引の再開時期は未定のためご注意ください。
IG証券はニッケルのCFD取引に対応した貴重な国内業者です。国内のFX・CFD業者でニッケルを取り扱いしているのはIG証券ぐらいしかありません。
CFD取引とは差金決済取引のことで、ニッケル先物の値動きを利用してFXと同じ要領でトレードができる取引方法です。IG証券はこのCFD取引で国内No.1の取扱銘柄(17,000種類以上)を誇ります。
IGグループはCFD収益ベースで世界No.1の実績を持つリーディングカンパニー。ニッケルをはじめ金やプラチナなどの貴金属、アルミニウム・パラジウムといったベースメタルも多彩に取り扱いしています。
ボラティリティーが高まっているコモディティを取引するならIG証券が要チェック!
※IGグループの財務情報より(2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
ロシアはニッケルの主要生産国の1つ
ニッケルは世界中で採掘される鉱石ですが、主要な生産国はインドネシア、フィリピン、ロシア、オーストラリアなどです。
このうちロシアは世界で3番目の生産量を誇り、推定埋蔵量も750万トンと世界4番目の国になります。さらに、生産されたニッケル鉱石とその精製品の輸出額では世界1位(2020年度)です。
ニッケルはロンドン金属取引所(LME)、インド商品取引所(MCX)、モスクワ証券取引所(MOEX)で先物が取引されています。特に、LMEでは半年間で約40%を超える急騰を記録。
今後、ウクライナ情勢がどのように進展するのかは不透明です。電気自動車業界や特殊工学技術で需要のあるニッケルの供給が長期間に渡ってタイトになる可能性もあるため、さらなる価格高騰も懸念されています。
相場は非常にボラタイルですが、この値動きをトレードチャンスにできるのが「CFD取引」です。
ニッケルのCFD取引をするメリット
CFD取引とは差金決済取引のことでニッケルの現物をやり取りせず、売買差益のみをやり取りする取引方法です。
金や原油の商品先物取引を提供している国内業者はいくつかありますが、ニッケルを取り扱いしている業者はほとんどありません。そこで、先物のレートを参照したCFD取引を提供している業者を利用するのが便利です。
レバレッジは最大20倍、少額資金でも資金効率を飛躍的に高められる
売りから取引に入れる(空売り)ができる
取引手数料は基本的に無料(業者による)
ニッケル以外のベースメタル(アルミニウム、銅、鉄鉱石など)も取引可能
先物と比較して取引期限がないので、長期間のポジション保有も可能
商品CFD取引では最大20倍のレバレッジをかけることが可能。買い・売りどちらからでも取引に入ることができます。
また、取引手数料は基本的に無料です。取引コストとしては、スプレッド(売値と買値の差)と各種調整額です。CFD取引は先物取引と違い取引期限がありません(業者、銘柄による)。
したがって、ポジションを翌日に持ち越すと日割りの金利調整額(オーバーナイト金利)が発生します。こうした取引コストはあるものの、少額から低コストで多彩な銘柄を取引できるのがCFD取引のメリットです。
国内CFD業者でニッケルを取り扱いしているのはIG証券です。以下ではIG証券のニッケルCFDに関して詳しく解説しています。
ニッケルCFDに関するQ&A
- ニッケルのCFDの取引時間は?
IG証券のニッケルCFDの取引時間は10:00-翌3:00(夏時間9:00-翌2:00)です。
- ニッケルCFDの手数料・取引コストは?
ニッケルのCFDの主な取引コストは「スプレッド」と「各種調整額」です。IG証券ではスプレッドと直物CFD銘柄にてファンディングコスト(金利調整額)が発生します。
ファンディングコストとは、ポジションを翌日に持ち越した場合(日本時間7:00/夏時間6:00)に発生するコストです。ポジションを翌日に持ち越さない場合は発生しません。
直物CFD銘柄とは、取引プラットフォーム上の「取引期限」に日時の記載がない銘柄です。取引期限のある先物銘柄ではファンディングコストは発生しません。
- ニッケルのCFDに対応した国内CFD業者は?
ニッケルCFDに対応した国内業者はIG証券です。
GMOクリック証券、楽天証券も商品CFD取引に対応している証券会社ですが、ニッケルの取り扱いはありません。
※IG証券では、現在(2024年11月21日時点)ニッケルの取引が停止中です。取引の再開時期は未定のためご注意ください。
ニッケルのCFD取引対応FX業者を解説!
IG証券
冒頭でも解説しましたが、ニッケルのCFD取引に対応している貴重な国内業者がIG証券です。
IG証券の特徴は「国内No.1のCFD取扱銘柄数を誇る」という点。総銘柄数は17,000種類以上。これだけの銘柄数を取り扱いしていのはIG証券だけ。
ニッケルはベースメタルに分類される貴金属ですが、IG証券ではニッケル以外にもアルミニウム、銅、鉄鋼石、亜鉛、NYHG銅、鉛といった銘柄も取り扱いしています。
一部抜粋ですが、以下にIG証券で取り扱いのあるCFD銘柄を一覧表にしています。
IG証券のCFD各銘柄一覧表(一部抜粋)
項目 | 取扱銘柄 |
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商品CFD | ニッケル、銅、鉛、亜鉛、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、スポット銀、スポット金、WTI原油、北海原油、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦など |
FX | 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンドポンド/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円など約100通貨ペア |
株式CFD | アップル、アマゾン、AIG、シスコシステムズ、エクソンモービル、キャタピラー、シティグループ、グーグル、IBM、インテル、マクドナルド、マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、オラクル、ヤフー、フェイスブック、テスラ、JPモルガン、バンクオブアメリカ、任天堂、ファーストリテイリング、トヨタなど約12,000銘柄 |
株価指数CFD | 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダック、FTSE、DAX40、CAC40、IBEX35、ラッセル2000、FTSE MIB、SMI、OMXS30、AEX、OBX、FTSE/ATHEX Large Cap、OMX Copenhagen 25 Index、TAIEX、Singapore Free Indexなど約40銘柄 |
債券先物CFD | 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ウルトラ米国長期国債先物、ドイツ10年国債先物、英国10年国債、イタリア長期国債、OATーフランス国債先物など |
多彩なCFD銘柄がIG証券の口座1つで取引できるため非常に便利です。
また、各銘柄には取引期限(限月)に応じて「期限あり」「期限なし」の2種類があります。長期間の保有を前提とされる方は「期限なし」を、1カ月以内に決済される方は「期限あり」がおすすめ。
ニッケルでは「期限なし」銘柄のみの対応ですが、その他のベースメタルおよび原油や金といった商品では多彩な取引方法にも対応しています。
IG証券のニッケルのCFD取引ツール
IG証券の取引ツールはマルチデバイス対応のWebブラウザ版ツールとスマホアプリの2種類です。
Webブラウザ版ツールはHTML5で記述されているため、高機能ながらも軽快な動作が特徴。マルチデバイス対応なのでPCだけでなく、タブレットやスマホでも利用することができます。
上記はWebブラウザ版ツールでニッケルの取引画面を開いたものです。商品CFD以外にも外国為替(FX)や個別株、株価指数、債券まで多彩なアセットクラスをこのツール1つで取引可能。
もちろん、スマホアプリでもIG証券の全銘柄が取引できます。テクニカル指標は30種類、描画ツールは20種類以上を標準搭載。本格的な相場分析をしつつ、チャンスがあれば世界中の金融商品で瞬時にポジションを持つことが可能です。
「ニッケルのトレードがしたい」「FXや個別株、株価指数も取引する」という方はIG証券をチェックしてみてください!